入管に提出した書類を確認する方法
入管に提出した過去の申請書類を取得することができることをご存知ですか?
入国管理局に提出した書類は、基本的に返却してもらうことはできません。
そのため、再取得が困難な書類については、窓口で原本を提示したうえでコピーを提出することができます。
しかし、よく知らずに再取得が難しい書類の原本を提出してしまったり、申請書の経歴など、どのように記載したのか記憶が曖昧な場合に、入管に対して過去に提出した申請書類を見せてもらうことができる手続きがあります。
保有個人情報の開示請求
「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」という制度に基づいた、保有個人情報の開示請求をおこなうことで、入管に提出した過去の申請書類を確認することができます。
請求方法
郵送で請求することができます。
①保有個人情報の開示請求書に必要事項を記入します。
請求書のダウンロードなど詳しくはこちらから→個人情報保護 | 出入国在留管理庁
②収入印紙を貼る(1件300円、郵便局で購入できます)
③必要書類を準備する
・請求者本人の本人確認書類のコピー
・請求者本人の住民票原本
・返信用封筒
④申請先管轄の入国管理局へ提出
提出先について詳しくはこちらから→入国者収容所及び地方出入国在留管理局における開示等請求先一覧表
書類が届くまでの期間
およそ2週間から1ヶ月程度掛かります。
請求は時間に余裕をもっておこないましょう。
なぜ提出済みの書類を確認するのか
過去、留学などで日本に在留していた外国人が帰国して数年後に日本で働くことになった場合や、在留資格を変更・更新したりして日本に在留を続ける場合に、前回申請書に記入した内容を忘れてしまっている場合があります。
特に、学歴や職歴などの経歴の記載内容は重要で、記憶が曖昧なまま記載したことによって、前回の申請内容と食い違いが出てしまった場合に、嘘を申請したとして不許可になるケースがあります。
単純に、記載ミスや勘違い、忘れてしまっただけでも、入国管理局は嘘や偽りの申請を非常に嫌います。
前回の申請書類の控えを取っておくのを忘れてしまい、申請内容が明らかでない場合や、重要な書類の原本を提出してしまい再取得が難しい場合などは、過去の申請書類を取り寄せ、事実の整合性を確認してから申請する方法が安全です。
開示請求を自分で出来るか不安な方、その他、在留資格申請でお困りのかたは、サポートできますのでお問い合わせください。
企業様からのお問い合わせも1名から対応致します、お気軽にお問い合わせください。
文/岡田裕子(おかだ ゆうこ)
申請取次行政書士、行政書士さくら法務事務所代表。
一般社団法人アジア国際交流センター協会ビザ取得アドバイザー。
外国人や外国人を支援する人たちに向けて、おもに在留資格に関する情報を発信している。
